新卒は給料で会社を選んだほうが得をする
新卒は転職の年収決定アルゴリズムを知らない
転職する時の年収を決定するのは前職の年収という事実(ほぼ)
つまり、新卒で入った会社の年収が高ければ高いほど、転職した時の年収も高くなる。
これには需要と供給のメカニズムも影響して、高値売り抜けは相当のスキル(買い手が買いたくなるような魅力的な商品)でなければならない。スキルが伴わなければ割高で買い手がつかず、No deal.の確率は相対的にかなり高くなる。とはいえ、参照価格として前職の年収はやはり影響してくることを避ける事はできない。
給料が高いところはだいたいおもしろい
おもしろさの定義としては、仕事難易度の高さとやりがい、そして優秀な同僚の3つの軸を勝手に定義する。給料が高いということは、単純化してしまうと需給バランスが売り手市場で業務的にやれる人が少なかったり仕事の難易度が高くてやれる人が少ないということ。採用ハードルがしっかりしていればそこで働く人も自分と同レベル以上になるだろうし、難易度が高い仕事をやり遂げればやりがいになる。
プラスのスパイラルがあるようにみえる
新卒の給与ランキング
金融・IT・調剤薬局・コンサルは高い。
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ITはプロダクトが売れればコピーするだけなので収益率が高い。
金融は扱う金額が大きいからマージンが大きい。
調剤薬局は需要が大きく参入障壁があるから高い。
コンサルは自社で採れなかった人材を高給派遣してもらうサービスだから高い。
成長するにもお金がかかる
本を100冊年間読むとすると年間10~20万(※1500円くらいの見積もり)かかります。業界紙も読むだろうし、勉強会という名の飲み会とかにもお金はかかります。終電逃して帰れなくなっても、タクシーで帰って体調を崩さないようにするのも成長のための投資です。
新卒で入った直後は仕事中心で、ちょっとした差が今後数十年の埋めようがない絶大な差になるということを思い知る必要があります。仕事における最大の報酬はお金でもなく経験(仕事)なんです。お金は色んな方法で稼げますが、新卒で入った所で経験をもらうには頭一つ出て、結果を出すことです。
金はくれても経験はやるな!
新卒は給料で会社を選べ