2016年オススメの電子レンジTOP3とその選び方

はじめに

めんどくさがりの人はTOP3まで読み飛ばしてください!

 

2015年秋版に引き続き、メーカー各社から新機能がたくさんついた電子レンジが発売されていて、値段の差もかなりあります。その中で、使える機能と無駄な機能をしっかり見定めて、本当に買うべき電子レンジはどれなのか・・・!?2016年モデルを中心にご紹介していきたいと思います。

 

2016年型モデル電子レンジの新機能

COCORO KITCHEN

シャープ「ヘルシオ」の音声入力機能です。これに合わせてAIが献立の立案をしたり、スマホアプリで献立を・・・というクソ機能をリリースしています。シャープの担当者の方がこれを見ていれば、いくらAIが流行っているとはいえユーザー視点が欠けまくっているのでもっと女性へのヒアリングとかエスノグラフィを実施することをオススメします。

 

目立った新機能は・・・以上!

 

2016年は電子レンジ特に進化しておりません。基本機能の細かいバージョンアップは各社実施しており、売れている電子レンジほど研究開発費にコストが裂けることで、買うべき電子レンジと買うべきでない電子レンジが2分化されているような状況です。

 

買うべき電子レンジの選び方

基本機能が充実している電子レンジを選ぶべし

基本機能が最も充実しているのは、パナソニックのビストロと東芝の石窯ドームの2つです。価格コムの売れ筋チャートで見ても電子レンジはビストロvs石窯ドームで切磋琢磨している市場になります。一時期ヘルシオが加熱調理で一世を風靡しましたが、やはり基本機能に忠実だった2社が消費者からの信頼を勝ち取っています。

 

パナソニックの高級レンジ「3つ星ビストロ NE-BS1200」が売れ筋1位に! 高価格帯モデルながら圧倒的なパワーや豊富なメニューが好評 - 価格.comマガジン

 

パナソニックの「ビストロ」か東芝の「石窯ドーム」を買っておけば間違いはないです。

 

メーカーの強みから電子レンジを選ぶべし

さて、基本機能で見ればパナソニックの「ビストロ」か東芝の「石窯ドーム」とご紹介しましたが、その中で色んなモデルがあるし、結局どれにしたらいいのかわかりませんよね?そんな時は、機能で比較して自分にマッチしているモデルを選びましょう!

 

まずざっくりパナソニックと東芝の考え方の違いから見ていきましょう。

 

強化している機能

パナソニック:グリル、時短

東芝:オーブン、省スペース

 

パナソニックはグリルを全面に出して、働く女性のための時短系機能を強みにしています。平日は冷凍しておいた作り置きのものを解凍したり、自動メニューで楽できるような所がパナソニックの強みです。一方東芝は、石窯ドームという文字通りで、オーブン機能が強く、パンを高温でふっくら焼けたり、ピザや揚げ物も美味しく作れるようになっています。他の電子レンジに比べると省スペースにもなっているので、基本機能だけだったら石窯ドームの方がオススメかもしれません。

 

NE-BS1300 機能 レンジ | レンジ | Panasonic

電子レンジ|東芝 石窯ドーム

 

今のスタイルからハイエンドモデルかミドルエンドモデルを選ぶべし

メーカー内のグレードで価格は大きく変わりますが、機能はそれほど大きく変わりません。ハイエンドを買っても機能が多すぎて普通の人にはまったく使いこなせないので、普通の人はミドルエンドが最もコスパが良い買い替えになるのではないでしょうか?料理が趣味で毎日電子レンジを使っていて色々チャレンジしたい人や、お金が余ってしょうがない人はハイエンドモデルをオススメします。

 

 ビストロのハイエンドモデル ¥ 105,678

 

 ビストロのミドルエンドモデル ¥ 60,648

 

コンパクトなモデル ¥ 44,362 

 

買うべき電子レンジTOP3

NE-BS803 パナソニック ビストロ 2016年ミドルエンドモデル

価格.com 最安値 ¥54,906

パナソニックのビストロは働く女性向けに、基本機能の底上げと時短機能がたくさんついているので、ミドルエンドモデルが最もコスパが良い電子レンジだと思います。あとはハイエンドモデルだとタッチパネルが横についていて、実物をみるとかなり大きかったりするので広いキッチンがないと置けなかったりします。カラーはホワイトとブラックの2種類展開で、ビストロっぽいルージュブラックがないですがコスパは良いはずです。

 

ER-PD3000 東芝 石窯ドーム 2016年ミドルエンドモデル

価格.com 最安値 ¥59,445

石窯ドームはオーブンに強みがあるので、週末パンを焼いたりピザを焼く人にはオススメです。過熱水蒸気オーブンレンジでもあるので、ヘルシーなメニューにも対応し、基本機能も十分充実しているので高いコスパが期待できます。

 

NE-BS1300 パナソニック ビストロ 2016年ハイエンドモデル

価格.com 最安値 ¥98,898

電子レンジの寿命は約10年と言われているので、1年あたりのコストに換算すると10万円のハイエンドモデルでも1万円くらいにしかなりません。地味にあったらいいなと思える機能がハイエンドモデルにはあります。

 

ハイエンド/ミドルエンドで自動メニューが倍近く違う・・・!

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凍ったままグリルのメニュー数と合わせ技セットのパターンが多ければ多いほど、いろんな料理に時短対応できるということで、はたらく女性には嬉しがられると思うので、是非男性のみなさんには日頃の奥様への感謝の気持ちを込めてハイエンドモデルを選んでもお互いWin-Winになれる気がします(笑)

 

番外編:とりあえず電子レンジが欲しい時

RE-TS3-W5 シャープ 温め単機能だけに特化した最安電子レンジ

価格.com 最安値 ¥11,297

機能は「温めのみ!」という潔い電子レンジ です。単身者で温めるだけの人なんかにはとりあえずの電子レンジとして、高いコスパで大人気だそうです。

 

電子レンジから派生してトースターも盛り上がってる!

アメトーク家電芸人で過熱水蒸気オーブンが注目

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http://kadengeinin.seesaa.net/

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http://www.sharp.co.jp/wateroven/

電子レンジで培った過熱水蒸気の技術をオーブンだけに特化したモデルがバルミューダから発売されて大ヒットしました。それに対抗して過熱水蒸気といえばシャープが本気で戦いを挑んだのがヘルシオグリエです。水を入れて時間をセットするだけで、おいしいトーストと目玉焼きにベーコンが同時に焼ける、しかもヘルシーとあって今大注目の過熱水蒸気オーブンです。朝パン派のみなさんに支持されているようです。ヘルシオの方が1万円くらい高いので、コスパ的にはバルミューダの方に軍配が上がりますね。

 

まとめ

2016年は目ぼしい新機能がないので、基本機能が充実しているパナソニックの「ビストロ」か東芝の「石窯ドーム」を買っておけば間違いがないでしょう。パナソニックは働く女性を意識して開発しているので、働く女性で料理もするのであればパナソニックを選び、週末パンを焼いたりしたい時は石窯ドームがオススメです。単に温めるだけでよければ、シャープの激安電子レンジがオススメではないでしょうか。

 

今回実家向けに買った電子レンジはこれのブラック