六本木一丁目駅周辺でランチを1年した僕がオススメする失敗のないお店を紹介
六本木一丁目ってランチが平気で1000円を超えてきて美味しいけどコスパが悪いですよね。そこで六本木一丁目界隈でランチすること1年の僕が、1000円以下のコスパ最強ランチをご紹介します。
和風居酒屋 ほの字
味もボリュームも良く、大満足のお店。人気店なので時間によっては並ぶかも。空いてたらラッキー。六本木一丁目の交差点からサムスンビルの方に歩いて2分です。店内の雰囲気もすごく良く、ワインが並ぶようなオサレな内装で夜もおいしそう感は半端ないです。ぜひとも一度は足を運んでもらいたいところ。
焼き魚の 和味 大場
六本木で一番うまい焼き魚を出すお店。六本木交差点を斜めに入った道の、ファッションヘルスと同じビルにある地下のお店。値段は1200円くらい。厚切りシャケ定食がうまい。厚切りジェイソン並の厚切りで、いまだかつてない分厚く脂のたっぷりのったシャケが頂けます。ホッケも美味しかった。
コスパ良すぎる刺し身と焼き魚定食の笑壷
言わずと知れたコスパ最強店なので常に行列ができてます。アークヒルズサウスタワーの地下で、信濃屋とかが並んでるところになります。刺身と焼き魚だけでなく、二品好きなの選べる定食で1000円は破格!僕はだし巻き・とろろを頼みますね。非の打ち所がないくらいに一品一品が普通においしい定食なので毎日通っても飽きない味です。
普通に旨い ザサードバーガー

赤身肉じゃんか 赤坂
麻婆豆腐食べたいときは陳麻婆

- ジャンル:四川料理
- 住所: 港区赤坂1-12-32 アーク森ビル 2F
- このお店を含むブログを見る |
- (写真提供:チャンヨコメシ)
食べログ3.5のお店で、四川風の痺れる麻婆豆腐が食べられます。お値段もお手頃価格で3人以上だと飲み物付き、4人以上だとデザート付きになるサービスがあります。あー辛いの食べたいなーって人には是非!
本格カレーが食べたければ Fish
お探しの店舗のページはありませんでした
これまた食べログ3.5のお店で、本格インドカレーがものすごい早さで提供されます!このお店の特徴は本当に本格インドカレーなのでスパイシーなカレーが美味しいのと、かなり辛いカレーもあります。スパイシー系の辛いのが好きな人にはオススメのカレーショップです。
が。。。閉店しました。
はてなブログの記事を別のはてなブログに移動する時のSEO対策まとめ
はじめに
雑多なこのブログであまりアクセスがない不動産系の記事をリライトして別のはてなブログに移動してみることにしました。その時に、重複コンテンツとしてGoogleに間違わられると困るのでその対策についてご紹介したいと思います。
はてなブログからはてなブログに記事を移動する方法
はてなブログからはてなブログへの記事の移動は、移動元の設定>詳細設定>エクスポートから記事データを取り出して、移動先のインポートでかんたんに取り込めます。
エクスポート&インポートの注意点はMovableType形式でエクスポートされるので、はてなブログ独自機能用の記法には対応していません。例えば、目次機能の"[:contents]"は出力後のHTMLタグとしてエクスポートされています。
記事を移動した後にやるべきSEO対策
- 移動元記事をGooglebotにインデックスされないようにする
- 移動先記事をGooglebotにインデックスされるようにする
- 移動先記事が重複コンテンツじゃないようにする
このような対策をするには、移動元記事にcanonicalとnofollow,noindex,noarchiveを入れれば対策することができます。ただ、はてなブログは標準でcanonicalを入れてたり、<head>タグにjavascriptで差し込む必要があるのでちょちょっとコーディングが必要になってきます。差し込むjavascriptは以下の通りです。
移動元記事に差し込むタグ
gist38f448ef83e5ac52a6fa58e5f16579ca
このスクリプトを移動元のHTML編集タブのところで一番最初にコピペして、「ここに移動先のURLを入れてください」 のところに移動先のURLを入れるだけです。やっていることは<head>にnofollow,noindex,noarchiveを追加してGooglebotにインデックスしないように伝えるのと、canonicalで移動先のURLの方を正にするようにしています。これで1〜3のSEO対策になるのでかんたんですが、システム化できないので結構辛い所はあります。
ついでに移動元は内部リンク構造も修正しておく
移動元記事はGoogle的には移動先のブログにぶら下がることになるので、移動元側の内部リンクを修正しておく必要があります。
削除する対象
- カテゴリー
- 過去記事としてのリンク
- その他関連記事のロジック
今回は「有明マンション」カテゴリーをまるごと移動したので、移動元記事からカテゴリーをすべて外しました。過去記事としてのリンクもいくつかあったので削除しています。これで記事移動のSEO対策は終わりです。
まとめ
移動元記事の<head>にcanonicalとrobotsのタグを入れる。可能であれば移動元記事の内部リンクを整理する。
お疲れ様でした。
新卒で入社する前に読んでおくべき「努力」についての本7選
はじめに
僕は同期が300人もいるソフトウェアベンダーに新卒入社して、3年間かなり努力したわけですが努力には正しい努力と正しくない努力の2つがあると感じました。正しい努力をすれば成果も出せるし評価もされるし出世もします。正しくない努力をするとみんなからイケてないと評価されてしまう残念なこともあります。今回選んだ7冊の本を入社前に軽く読んでおけば、どういう努力が正しいのか前もって知っておくことができるので同期よりも一歩だけ前に進めるかもしれません。
自助論
150年前に書かれて今も多くの人に読まれる古典だからこそ努力の本質について触れることができる本。ACミランの本田も愛読しているらしい。『天は自ら助くる者を助く』というのが骨子で、才能よりも努力の重要さを事例を通して説き、努力を習慣によって解決するアプローチをすすめている。
実際の仕事で応用するとすれば、通勤時間はKindleで本を読む「習慣」を作ったり、新しい技術を勉強会などの「習慣」を作って取り入れるようにするといったことができる。この小さな積み重ねが3年で取り返しの付かない差になって後悔した時には同期が出世していることだろう。だから後悔しないように読むべき。
天才!成功する人々の法則
一言で言うと『一万時間やれば天才になれる』という一万時間の法則がこの本のテーマです。どんな専門スキルでも一万時間くらいやれば最高レベルに達するという視点と、どんなに才能があろうが努力量が重要という2つの視点があります。自助論ベースに1万時間という具体的な数値目標があるのでわかりやすいですね。
エンジニアでとにかく優秀になろうと思えば、一万時間やってみるというのはかなり成功率の高い努力のやり方だと感じます。毎月180時間労働+120時間残業をこなせば、たった2.7年で到達できます。一方でのほほんと定時上がりが良いと思っている人は毎月180時間で4.6年もかかってしまいます。新卒3年目で結果を残し、一足先にリーダーになりマネジャーになるのはもちろん一万時間を意識して努力した前者の方になって当たり前ですよね。
一万時間の法則はさらにTEDでバージョンアップされていて、20時間の法則と考え方を組み合わせてより効率的に努力する方法論が示されています。新卒のように新しいことに取り組む時は必見です。
やり抜く力
心理学者の著者が米国陸軍士官学校の過酷な基礎訓練(7週間)を研究したものがテーマになっていて、いくら成績が良くても脱落するものがいれば成績が悪くても脱落しないものがいて、その差は何なのか?その差は「やり抜く力」で、メガ成功者(ビル・ゲイツ/ザッカーバーグ/オリンピックゴールドメダリストetc)へのインタビューでも共通して現れていることからどうすれば「やり抜く力」を鍛えることができるかについて知ることが出来ます。
- 諦めずに一つの課題に集中することが出来た人は強い。
- 努力とは意図的な練習のこと。
- 好きにならないと努力できない。
中でも「意図的な練習」をしないと努力にならないという点は、仕事をしている間に意識しておかないといけない問題だと思う。油断しているとこの前と同じようにルーチンワークにしてしまいがちで、常に改善できないか(より早く・より正確に・よりクリエイティブに)これまでよりも高い目標設定をしながら実行しないと努力にならないという。
また、好きでないと努力できないということも見逃せない問題だと思う。純粋に仕事を楽しむことが大事で、楽しむために数値で自分の成長の見える化をはかったり、マネジャーから頻繁なフィードバックをもらうことも努力を続けるコツといえます。
成功者が持つ「グリット」才能でも努力でもない第3の要素とは - ログミー
ボールド 突き抜ける力
ちょっと異色の努力の仕方として「BOLD」をオススメしたい。もとはGoogleとかFacebookがとんでもない成長で、世界を一変させたけどそういう起業家になりたい人向けの本です。実際に本の中身では努力について触れていて、大きな目標を持つことで集中力と粘り強さが得られると書かれています。この本から得られるのは自分が解決すべき問題のレベルを高く持つことで、逆に画期的な方法で解決ができたり、やりがいが生まれて高い集中力と粘り強さで解決できるようになるという示唆が含まれています。
既存事業を既存のフレームワークで+10%成長させるのは大変だけど、既存事業を新しい考え方で+100%、+1000%成長させた事例は多数あるので持っておくべき考え方の一つだと思いますね。参考事例としてキットカットのマーケティング戦略があげられると思います。
参考:キットカットのマーケティング戦略事例
ニュース - 【NET Marketing Forum】「我々のマーケティングは宣伝,広告から離れることから始まった」--ネスレコンフェクショナリーの高岡社長:ITpro
努力不要論
ここまで努力大事!って言ってきたのにこの本もオススメしたい。シンプルに言うと「意味のない努力してるやつの何と多いことか・・・意味のある努力をせよ」ということで、これまでは心理学からのアプローチだったのが脳科学からアプローチしているだけです。人は努力した分報われると無意識に期待してしまうけど、そんなことは脳が作り出している幻想なので正しく努力しないといけないという論旨とかは他の本とだいたい同じ。脳科学に興味がある人とかは実際に読んでみると良いかもというレベルの本。
入社1年目の教科書
ライフネット生命CEOの岩瀬大輔さんが入社1年目の新卒をターゲットに書いた本ということで、かなり具体的にマインド面について言及している。これまでの努力とは少し違うが、書かれている内容は出来て当たり前と世間一般的に思われていることなので、出来なければ努力して何とかしないといけない。日本で仕事するならやっておいて損がない正しい努力だとも言い換えられる。社畜だとか恥ずかしいとか思わず、たったこれだけのルーチンが出来れば「信頼できる」と思ってもらえるなんて信頼のバーゲンセールではないでしょうか。
憂鬱でなければ、仕事じゃない
キラキラ感あふれるサイバーエージェントと幻冬舎のCEO対談本で、まぁタイトル出落ち感満載なのでまったく買わなくていい。仕事で苦しんでいるということは、正しく努力しているということの表れなので、成長痛だと思っておけば良い。逆に仕事が楽だったりした時は危機感を感じた方がよくて、意図的な練習をしているか、高い目標を設定しているかということを自問しないといけません。
まとめ
- 正しく努力する
- 一万時間やり続ける
- 好きでないと努力できない
MacでPDF(画像)のdpiを調べる方法
はじめに
スキャンされた画像ファイルの解像度(dpi)がどれくらいなのか確認する必要がありますよね。そんな時は手元のMacBookでサクッと調べることができます。たぶんこの記事を見ているあなたは紙帳票のデジタル化を行っているか、紙帳票の入力作業の自動化プロジェクトをやっていることでしょう。お役に立てれば幸いです。
手順
画像ファイル(jpg, png)で受け取った時
ファイルをダブルクリックしてプレビュー画面を開き
⌘+i
画像ファイルをPDFファイルで受け取った時
PDF -> 画像ファイル抽出後にプレビュー画面で上の手順を踏みます。
PDF -> 画像ファイル抽出
pdfimagesコマンドを使いPDFから元画像ファイルを抽出します。
- ターミナルを起動
- brew install homebrew/x11/xpdf
- brew install ghostscript
- pdfimages -j PDFファイル.pdf 画像ファイル
抽出できた画像ファイルをダブルクリックしてプレビュー画面を開き
⌘+i
かんたんですね!
参考
注意事項
あくまでこの方法で調べられるのは何dpiでスキャンしたかなので、実際の画質とは差が発生することがあります。例えばFAXで受け取った紙を1200dpiでスキャンしても、FAXは200dpiでプリントしているのですでに劣化していることになります。何を経由してきた画像ファイルなのかはかなり重要なので先に調べておいて損はありません。とくにFAXは問答無用で画質を下げるので注意が必要です。
まとめ
PDFから元画像を抜いてプレビューで調べるだけのかんたん2ステップです。滅多にdpiを調べることなんてないとは思いますが、紙帳票をスキャンして業務を自動化するシステム開発ではまずはじめのステップで品質の検証をすると思うので是非やってみてください。FAXを経由していると強制的に200dpi以下の低画質になってしまうので注意してくださいね。
OCR・スキャン・業務自動化の技術についてのまとめ
目的
これまでは人間が目で見てデータ入力していた作業を、スキャンしてプログラムで入力する業務自動化の技術について実際のところどうなの?っていう疑問を解消するための記事です。エンジニアとビジネスの2つの視点から、自分のビジネスで使えるかどうかの役に立てれば幸いです。
背景
非定型の日本語帳票をスキャンして自動的に処理するプロジェクトをやりました。
スキャンして入力を自動化する技術とは
人間がやっていたデータ入力の作業を細分化すると、目で見たものを脳で判断して手で入力する3つの作業に分かれます。これをテクノロジーに変換すると別に新しい技術でもなんでもなく以下の通りになります。
- 目=スキャナとOCR技術
- 脳=データ抽出技術
- 手=クライアント(ブラウザ)操作自動化技術
プロジェクトにおいて問題になるのは「OCR技術の画像処理」と「キーワード抽出の開発工数」の2つです。他はすでに解決済みの課題なのでなんとかなります。
スキャナとOCR技術
OCR精度99%の嘘
OCRで文字を識別することは約99%の精度で可能です。ここがよく騙されるポイントですが、エンジニアとして言わせてもらうと完璧にキレイな画像データで99%になるということです。決してJPG画像を2〜3回保存しなおしてもやもやしている画像データで99%の精度が出るということではありません。ここがすごく大事で、僕がやっていたプロジェクトもFAXされて劣化したものからOCRしなければならない状況で、実際50%の精度もありませんでした。なぜならFAXの標準のdpi*1は100dpiとか200dpiでかなり劣化してしまいます。
参考:
世界No1のOCR
OCRソフト|FineReader 12|読み取り精度世界No1の OCR ソフトウェア
名刺のスキャンとクラウド管理サービスSansanの資料
FAXのような低解像度画像データは難しい
FAXのような低解像度のデータをいかに高精度にOCRさせるかは画像処理技術にかかっています。具体的にいうと文字とそうでないものをピクセル単位で取り除き、OCRしやすい画像データを作ることに成功するかどうか分かれます。
一般的な画像補正(精度は劇的に改善しないけど・・・)
- 傾き補正
- 用紙方向補正
- ノイズ補正
- 歪み補正
- 手ブレ補正
- 色彩補正
- 背景色補正
でも、本当に必要な画像処理は「人間と同じように必要な情報以外のピクセルデータを無視する技術」でまだまだ解決されていない問題の1つです。あのGoogleでも日本語OCRの精度はまだまだです。
Googleドキュメントに200dpiの帳票データをOCRさせた結果
新しいGoogleドライブで画像やPDFをOCRにかける方法 | 経験知
本は99.9%の精度でOCR出来る
本のようにキレイな紙の上に整ったフォントであればOCR精度は99%近くになります。しかし、実際ビジネスの現場で問題になっている紙は処理している時に汚れるし、手書きだったり、非定型だからこそ人間がやっているということが多々ありますよね。
健康診断データの入力業務なんかは手書きでも自動化できる
ここまで出来ない出来ない言ってきたのですが、ここ数年でディープラーニングが盛り上がって手書き文字の識別精度が解決された影響で手書きでも定形帳票であれば自動化できるようになりました。AI insideなんかを使ってOCRをした結果を元に自動的に入力させる先行事例もあります。
データを抽出する技術
プログラムを書けばOCRした文字データから欲しいデータを抽出することができますが結構難しいです。そこで使えるのがBPM*2製品などに付いているスキャンしたデータをかんたんに抽出できるソフトウェアがあります。Robotic Process Automationとか言われている領域で日本製品ではないためちょっと敷居は高いです。
Forms Processing Solution - OCR, OMR, ICR, Barcode and PDF Capture | Lexmark United States
コファックス (Kofax) | 情報キャプチャ、ビジネスプロセス管理、およびダイナミック案件管理ソフトウェアのパワフルな組み合わせ
Scanning Software Features - Document Capture Solution - OCR Scanner
データ抽出の開発は2種類
定形帳票と非定形帳票の2種類で全然難易度が変わるので、開発コストも大きく変わります。定形帳票であれば場所は特定できているので、あとはOCR結果を取ってきてフォーマットするだけなのでノンコーディングでもできるため安価で平易です。非定形帳票の場合は、キーワードから場所を特定したり、その近くの文字列から結果を取るとか、単位違いや装飾フォントなんかを全部ロジックで組み立てて高い精度が出るようにチューニングしないといけないため難易度が高く高価です。具体的な金額で言うと、定形帳票は1人月=100万程度ですが、非定形帳票はスクラッチ開発とほぼ同じなので10人月=1000万とか軽く10倍以上の金額差になります。
定形帳票に出来れば開発コストは安い
開発コストが違いすぎるので、非定形で行っている業務が定形にできないかはまず考慮すべき最初のステップです。もしくはパターン対応して、ある程度定形に落とし込むアプローチも効果的な場合があります。
データ抽出が出来ても人間がチェックする工数は残る
いくら自動的に入力ができても人間がチェックする工数は残ります。というのもスキャンもデータ抽出ロジックも100%ミスがないことはないので必ず人間がチェックします。実際の業務でもダブルチェックするのは当たり前なので品質を担保したい場合は避けられないコストと言えるので頭の片隅にはおいておく必要があります。このチェック工数を最小限にするにはUIの再定義とか別のコストがかかるので要注意。
クライアント(ブラウザ)操作技術
エンジニアがよく知っているブラウザテスト自動ツールといえば「Selenium」ですが、ブラウザ操作の自動化は歴史が古くだいたいどんなクライアントでも自動化させることが可能です。Windowsアプリケーションであっても、ブラウザであっても自動化ソリューションは豊富にあります。問題は自動化する手順を人間が書くのが楽かどうかだけです。
この記事を見れば非エンジニアでも具体的にどういう技術なのかの理解が深まるとおもいます。
5分でわかるSelenium IDEの使い方 - Qiita
スキャンの方でも出てきたKofaxなんかはノンコーディングでブラウザ操作が自動化できるKapowというソフトも持っています。
http://www.kofax.jp/data-integration/
まとめ
非定形・400〜600dpiのキレイな状態でスキャンできる場合は自動化が実現可能になる。画像データの解像度を担保出来ない場合は事前の画像処理技術なしに自動化は技術的に不可能である。非定形の場合はスクラッチ開発と同様のコストがかかってくるので自動化に数億レベルのメリットが有る場合に自動化の選択肢になる。一方、定形の場合はノンコーディングで小さく始められるため数百万円の規模でも十分にペイできる。
MacでPDFを画像ファイル(jpg)に一括変換する方法
目的
Macで大量のPDF形式の画像ファイルをjpgに変換できるようになる。
全体の流れ
- コマンド類のインストール
- コマンドの実行
手順
1.コマンド類のインストール
pdfimagesをインストール
brew install homebrew/x11/xpdf
ghostscriptをインストール
brew install ghostscript
2.PDFから画像ファイル(jpg)に変換する
jpgファイルに変換する
pdfimages -j hoge-001.pdf hoge-001
>hoge-001-0000.jpgファイルが作られます
3.ループ処理で大量のPDFを画像ファイル(jpg)に変換する
hoge-001.jpgからhoge-002.jpgのように連番でPDFファイルがある場合
for i in $(seq -w 1 100); do echo $i; pdfimages -j hoge-${i}.pdf ${i}; done
結果
001-0000.jpg
002-0000.jpg
003-0000.jpg
...
連番の0000を除去したい時はこんな感じでゴリゴリ変えちゃう
for i in $(seq -w 1 100); do echo $i; pdfimages -j hoge-${i}.pdf ${i}; mv ${i}-0000.jpg ${i}.jpg; done
PDFの元がグレースケールのモノクロデータだった時
pdfimagesでjpgに変換しようとするとpbmファイルになります。これだとダメなのでImageMagickでpbmからjpgに変換します。ただし、グレースケールの場合は白黒が反転する仕様なので、元に戻さないといけません。
ImageMagickのインストール方法
brew install imagemagick
pbmからjpgへの白黒反転とJPG変換方法
convert -negate 001.pbm 001jpg
PDFの元がPPMファイルだった時
これまたスキャナによってはたまにあるppmファイルですが、Imagemagickで同じように変換します。ImageMagickが拡張子から自動で判別してくれるので以下のようにコマンドを叩きます。
ppmからjpgへの変換方法
convert 001.ppm 001.jpg
JPGじゃなくてPNGや他のにしたい時
ImageMagickは拡張子を自動で判別して変換してくれるので変換先を変えれば変わります。ただし変換するごとにJPG,PNG,GIFなどの不可逆圧縮は画質が劣化していくので注意が必要です。逆にTIFFファイルなんかは可逆圧縮なので劣化することはありません。
PNGに変換する方法
convert 001.jpg 001.png
まとめ
pdfimagesとImageMagickでPDFから画像ファイルに変換することができる。一括変換ツールは有料でいくつかあるけれど、フリーのコマンドだけでかんたんに変換できます。かんたん!